歯の根の治療 ラバーダム②
こんにちは!高崎デンタルクリニックです(^o^)
前回では歯の根の治療時使用する、お口に被せるゴムのシート(ラバーダム)の
お話しをさせていただきました。
今日はそのラバーダムが治療にどう必要で、役立つのかお話ししていきます。
ラバーダムのメリット
・術野の明示
・器具の誤嚥
・防湿(唾液からの細菌の侵入を防ぐ)
デメリット
・口呼吸の方は使用できない
・ラテックスアレルギーの方は使用できない
・歯にかける金具が痛いことがある(この場合麻酔をさせていただきます。)
歯の根の治療で大事なのは、細菌を根管の中から可能な限り取り除くことです。
感染を止め、痛みをとるには細菌感染により死んだ神経を除去し、
汚染された根管を洗浄・消毒・充填・封鎖をしなくてはなりません。
細菌が入ってくる一番のルートは唾液です。
ですから、根管を掃除しているときや、根管に詰め物をしているときに、
唾液が侵入すると、細菌で新たに汚染されてしまいます。
そうした事態を防ぐのがゴムのシート、ラバーダムの役割になります。