栄養について④
高崎デンタルクリニック 西原です。
当院は訪問歯科をメインとした歯科医院です。 主に高齢者の方々のお口のお悩みや健康に寄り添った診療を目指しています。
もちろん外来診療もございます。

今日はタンパク質です。
タンパク質は筋肉やホルモンの元となる栄養素です。
アミノ酸で構成されていて、タンパク質は小さなアミノ酸分子などが結合して大きな塊になったものです。 食べるとアミノ酸分子まで消化されて、体内の色々な組織で再合成されます。
アミノ酸は20種類ありますが、そのうち人体で合成できないものを必須アミノ酸といい、9種類あります。

動物性タンパク質と植物性タンパク質の差
植物性タンパク質は必須アミノ酸が不足している場合が多く、動物性タンパク質はほぼバランスよく必須アミノ酸を含んでいる場合が多いようです。
また、体内への吸収も動物性の方が良いようです。
タンパク質桶の理論
植物性(下図)のように例えばリジンの少ないタンパク質は良質ではないタンパク質になります。 つまり、リジンが少ないためリジンの壁からほかのタンパク質が漏れ出る形となり効率の悪いタンパク質となります。